「JAPANESE MANDALA」プロジェクトに協力
10月16日の第9回秋葉原cafeは、写真家の宇佐美雅浩氏から、東日本大震災の復興支援として取り組む写真集『JAPANESE MANDALA』への思いと、その一ページとして撮影を予定している「秋葉原らしさを表現した写真企画」の発表をしていただきました。
「JAPANESE MANDALA」プロジェクトの目的は、沖縄から北海道まで各地の、困難な問題と向き合いながらも逞しく生きる日本人の姿を撮影し、見た人が、「日本人はまだ大丈夫かもしれない」と笑ってもらう事です。写真集の利益は被災地に届けられます。
宇佐美氏は、昨年、東京都観光部所管の東京ロケーションボックスを通じて、ATPAに秋葉原での撮影のご相談にみえ、ATPAはロケハンや会員企業の紹介などで協力してきました。
今回の秋葉原cafeでは、プロジェクト趣旨の説明に加え、撮影イメージを提示し、撮影参加者の募集も呼びかけました。
約2年の歳月を費やして実現した秋葉原での撮影は、11月2日に敢行。想像力と信念さえあれば夢は実現できるという驚きと、それが秋葉原の文化とリンクしているという面白さを表現するため、万世橋近くのロケ現場には、秋葉原で店舗を経営するケイ・ブックスの大塚健氏を中心に、店舗従業員の方々、メイドやアイドルの皆さま、フィギュアや店舗で使われているテーブル、シャンデリアなどが配置され 、それぞれの日常の世界観を打ち出した秋葉原らしいMANDALA絵が撮影されました。
当初予定の撮影日が台風で延期されたり、前夜からの準備と早朝からの撮影だったにもかかわらず、約100人の方々が本プロジェクトの趣旨に賛同しボランティアとして協力してくださいました。写真集の完成が楽しみです。
|