「第1回秋葉原café」を開催しました
ATPAの活動に賛同する方々との情報交流や、様々な提案などを楽しみながら話し合う場として「秋葉原cafe」をUDXオープンカレッジと共催で毎月実施することになりました。2月20日の第1回 開催にはATPA会員を含め約50名が参加しました。
「秋葉原café」は、秋葉原に関心のある方、秋葉原のコンテンツや施設、人材とのネットワークをお求めの方など、毎回のテーマに興味のある方ならどなたでも参加できます。毎回テーマを設定し、ゲストスピーカーによる講演やプレゼンテーションを行い、参加者を含めたトークセッションを通じてATPAの主要事業である訪問客誘致、訪問客への「おもてなし」の実践、地域の情報拠点としての活動、地域資源の掘り起こしの推進に活かしていくことが目的です。
今回は、JR秋葉原駅佐藤駅長が、民営化されてからの鉄道事業の歴史や企業活動について説明されました。JR東日本はJR東海と比較してビジネス客の乗車率が低く、観光客等に負う比率が高いのが特徴です。桜、紅葉、雪といった自然の観光資源を有するエリアと違い、都市型商業観光地である秋葉原は季節変動が小さいので、安定した乗車率が期待できる目的地と考えられます。よって観光客誘致のための旅行商品造成をはじめ、今後何をすべきかが課題であり、2年後の北陸新幹線開通も見据え、今から取り組みをスタートすることで、デスティネーションとしての秋葉原を定着させたい、と話されました。
具体策としては、ウォーキングコースを携帯電話やスマホで位置情報(通過ポイント)を取得しながら楽しむウォークラリー「えきぽ」で、秋葉原駅周辺や御茶ノ水、神保町までの魅力あるコースを設定し回遊を促進することや、秋葉原事業者との連携により金券型「秋葉原マルチクーポン」を開発し、東京(TYO)・横浜(YOK)などの首都圏エリアを目的地とする、JR(新幹線)付の日帰り/宿泊旅行のブランド「びゅうTYO商品」に組み込んだ新商品造成の構想も披露されました。
参加者からも今後の連携を期待する意見が多く出ました。
|