台湾交通部観光局主催の「日本旅行業研修プログラム」に協力
9月3日に台湾交通部観光局の視察研修団が秋葉原を訪れ、ATPAは地域振興の観点からのレクチャーとツアーを実施しました。今回の研修はJTB法人東京様の依頼によるもので、日本における旅行業の経営管理、サプライチェーン統合を学び、商品設計及び企画能力を養成することが目的でした。
8月28日〜9月6日まで10日間の日本滞在中、観光庁など関係機関の表敬訪問、各地での体験や大学での講義等のプログラムが組まれていました。構成メンバーは、旅行業者17名、ホテル等宿泊関係者6名、大学職員その他観光局の引率者含め合計31名で、約100名の応募者の中から選抜されたとのことです。
泉事務局長によるATPAの活動紹介に際しては、年間予算や事業展開の際の要員確保など、組織としてのNPOの運営ついて質疑応答が展開されました。視察ツアーでは、パーツ街からラジオ会館1号館のゲーム・ポップカルチャーの店に移動するルートをとることにより、ハードからソフトへ、また工業から文化へと、戦後から現代にかけて変化してきた秋葉原の様相を端的に説明しつつ、戦後以来のモノづくり、扱うものへの職人的なこだわりは変わらず受け継がれている、との案内に関心を示していただきました。今後の台湾発のツアー造成のヒントになることを願っています。
【実施概要】
研修名:2012年度観光エントリー選抜及び海外トレーニング計画〜日本旅行業研修プログラム〜
主催:台湾 交通部観光局
主催団体:財団法人 商業発展研究院 (Commerce Development Research Institute)
研修手配:JTB法人東京 第三事業部
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