ビジット・ジャパン風評被害対策緊急及び地方連携事業に参画しました
ATPAは、関東運輸局、横浜市、川崎市、箱根町、日本航空梶iJAL)、京浜急行電鉄梶A小田急電鉄鰍ニ連携し、23年度「ビジット・ジャパン風評被害対策緊急及び地方連携事業〜羽田空港からの鉄道利用による横浜を起点としたFIT向け回遊ルートの形成及び認知度向上事業」に参画しました。
本事業は、東日本大震災後に減少した訪日観光対策のひとつで、羽田発着の国際線を利用する韓国、台湾、香港からの観光客のうち、マンガやアニメに関心を持つ層をターゲットにテーマ性のある広域周遊ルートを提案して商品造成と情報発信により集客をはかるものです。
ポップカルチャーに縁のある地域や地域間を結ぶ交通事業者が連携し、羽田空港から2泊3日程度で周遊可能なモデルコースを設定。実際にメディアや旅行エージェントに体験してもらうことで震災による影響がないことを確認してもらい、本国での情報発信に繋げるほか、媒体への掲載による誘客促進を目指しました。事業の詳細は以下のとおりです。
○Japan Pop Culture Tourism Guideの制作
FIT向けモデルコースのエリアマップ(交通アクセスを含む)や見どころの紹介等を盛り込んだ英語・中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4言語併記冊子を制作し、韓国・香港の展示会で配布しました。ATPAの「秋葉原おもてなしプロジェクト」公式キャラクターも表紙に採用されました。
○旅行エージェント視察受入れ
日本送客実績の高い旅行会社3社が訪日、12月3日に秋葉原を訪問し、ATPAの取り組みや街の主要スポットの説明の後、視察を行いました。
○メディア、パワーブロガー視察受入れ
旅行雑誌やファッション誌の編集者と、平均8000PV/日を誇るパワーブロガーたちが、1月10日に秋葉原を訪問。街を視察しながら早速情報をアップするブロガーもいました。
○海外展示会出展
@第9回京畿国際観光博覧会 連携出展
会期:12011年2月8日〜12月11日
会場:高陽市キンテックス第2展示場
入場者数:約86,000人
AC3 in Hong Kong 2012(C3日本動玩博覧2012) 連携出展
会期:2012年3月9日〜3月11日
会場:香港會議展覽中心
主催:C3 in Hong Kong 2012実行委員会
後援:経済産業省、日本商品化権協会、JETRO
視察者や展示会でのアンケートの結果、ポップカルチャーファンは総じて日本ファンである確率が高く、趣味を目的に来日しているケースが多いため、今後の戦略としてこの層をターゲットとする媒体や展示会の選定が、より訪日旅行の促進につながると分析されました。
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